温暖な不知火海の気候と清らかな水俣川の恵みをうけて出来上がった、みずみずしく甘く柔らかいサラダ玉ねぎ。
一年に一度だけの春の味です。サラダ玉ねぎは普通の玉ねぎと異なり、生で食べても辛味が少なくみずみずしい食感の品種です。
そしてこちらの「葉付きのサラダ玉ねぎ」は、サラダ玉ねぎの葉の部分を付けたまま一緒にお届けする商品です。
サラダ玉ねぎの葉は、とても柔らかく臭みがなく、ネギと同様に使用することができる、とても美味しい味わいです。
しかし、あまり一般的な流通は進んでおらず、かつ収穫が始まる2月頃から3月頃のまだ気温が低い間しか、柔らかく美味しく食べることができません。煮ても良し、焼いても良し。期間限定の美味しさをぜひ味わってみてください。

＜温暖で自然豊かな地で栽培しています＞
私たちが栽培している水俣は、熊本県の最南端に位置し、海と山に囲まれた自然豊かな地域です。
温暖な気候とリアス式海岸に囲まれ、サラダ玉ねぎ、かんきつ類、ちりめんじゃこに太刀魚と海の幸も山の幸もひとつのところで揃う素敵な場所です。

＜無農薬・無化学肥料栽培について＞
農薬を使用しない農法は、それだけにリスクや手間がかかります。
サラダ玉ねぎも、苗づくりの時点から病害虫に悩まされたり、大きく育たなかったり、雑草に悩まされたりと、様々な壁に直面します。
しかし、サラダ玉ねぎに向き合って10年の経験と積み重ねてきた技術があるからこそ、現在、このように無農薬・無化学肥料栽培でつくることができているのだと強く実感しています。
特に土づくりについては、自然本来が持つ、豊かな土壌が育まれるサイクルを活かした土づくりを大切にしており、豊かな土を育む微生物・菌類の働きを上手く活かしながら手を加えています。

＜１つ１つ手作業で＞
サラダ玉ねぎ生産において機械化が進んでいる中で、私たちは、9月の苗の栽培〜10月から11月の苗の植え付け〜2月から5月の収穫と、全ての作業において一つ一つ手作業で生産しています。
とても大変な作業ではありますが、手作業で営むことで、より細かな変化に目を配りながら管理に取り組むことが出来ています。時折、私たちが住む集落のご近所さんがお手伝いに来てくださることがあります。中には80歳のおばあちゃんもいて、未だ衰えをしらない手捌きに尊敬の念を抱きながら、いっしょに作業しております。

サラダ玉ねぎの葉は、柔らかく臭みがないため、ネギ同様に多様な食べ方が出来ます。

＜炒めてよし＞
・刻んで、他の野菜と一緒に野菜炒めに
・刻んで豚肉と一緒に生姜焼きに
・細かく刻んでオムレツに
・たっぷり使って、ネギ焼きならぬ、サラダ玉ねぎの葉焼きに

＜煮てもよし＞
・里芋等と一緒に煮物に
・すき焼きの具に
・卵とじに

＜青みによし＞
・細かく刻んでお味噌汁や煮物の青みに